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タグふれんず

ケチの道はエコの道

誰でもできるエコの話
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『アレクセイと泉のはなし』
 被災地に送る絵本を整理していたら
『アレクセイと泉のはなし』(本橋成一)という写真絵本が出てきた。
これは2005年小学校高学年向けの夏休み課題図書だったもの。

舞台はロシアの隣国、ベラルーシの小さな村。
文を読まなければ、とてものどかな田舎の写真集。

「もうずいぶんむかし、
 1986年4月26日のこと。
 ぼくたちが畑にジャガイモを植えて
 家に帰ったとき
 何かがはじまった。
 強い風が吹いた。
 (中略)
 何が起こったか
 ぼくたちにはわからなかった。

 その日、
 チェルノブイリの原子力発電所が
 爆発事故を起こしたのだ。
 ぼくの村は
 180キロ離れていたけれど
 見えない放射能で汚され
 もうここには住んではいけない
 と言われた。
 たくさんの人が村を離れた。
 でも、55人の年寄りと
 ぼくは村に残った。
 (中略)
 「放射能は降ったけれど
 ここにはきれいな泉があるからね」
 「この泉の水は100年もかかって
 地上に湧き出てきたんだよ」
 「この泉は奇跡さ」
 (中略)
 役人が来て
 村は危険だから早く引っ越しなさい
 とすすめたとき
 母さんは言った。
 「この動物たちは
 木や草はどうするんだい。
 いっしょに連れていってもいいのかい?」
 (中略)
 夏に獲れた麦はパンになり
 こぼれたぶんは
 ニワトリや小鳥たち、ネズミのえさになる。
 ニワトリのタマゴと肉は
 人間の食糧になる。
 (中略)
 こうしていのちは
 つぎつぎにつながっていく。
 ひとつのいのちは
 すべてのいのちにつながっていく。
 (中略)
 この村には
 いのちが育つのに必要なものは
 なんでもそろっている。
 ただひとつ
 要らないものは
 人間が作った放射能だけ。

 保険局の人が放射能を測りにくると
 村の人たちはいつも
 こんなふうに言う。
 「測ると減るのかい?」
 放射能には
 何億年も力が減らないものがある。
 (中略)
 
 泉は
 春も、夏も、秋も、冬も
 朝も、昼も、夜も
 湧きつづけている。

 泉の水がぼくの中を流れ
 ぼくをここに引きとめている。

 何十億年もつながっている
 いのちのくりかえしを
 泉は
 ずっと守りつづけている。

 ●ブジシチェ村放射能汚染調査
     (単位:キュリー/km2 2001年5月19日)
   パーティーの広場  6
   ジャガイモ畑     10〜12
   学校跡地       20
   薪を取った森     60〜150
   泉の水         検出されず 」

25年前の今日、チェルノブイリの事故は起きた。
30キロ圏は今もまだ居住禁止だという。
なのに、世界中にはまだいっぱい原子力発電所があって
福島では1カ月以上たった今もまだ危険な状態が続いている。
| 書籍 | 11:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
みみずのカーロ



ドイツの小学校から始まった環境教育が町を変えていく実話です。ミミズから子供たち、学校、家庭、商店、町へと連鎖的に変わっていく様は爽快です。
| 書籍 | 12:27 | comments(0) | trackbacks(0) |